物価高や日並びの良さから、年末年始の国内旅行での1人あたりの消費額は過去最高となる見込みです。一方で、海外旅行者数は依然としてコロナ前の6割余りにとどまりそうです。
旅行大手「JTB」によりますと、年末年始(12月23日から2025年1月3日)に1泊以上の旅行に出掛ける予定の人は前年並みの延べ2852万人でした。
このうち国内旅行は2800万人で、1人あたりの費用は4万3000円と前年を2000円上回りました。
2年連続で過去最高を更新しています。
物価高や最大9連休となる日並びのほか、インバウンドの回復やサービス業の人手不足による旅行関連費用の増加が要因だということです。
一方、海外旅行は52万人で、依然としてコロナ前の62.9%と推計されています。
行き先は韓国や台湾、ヨーロッパ、ハワイが人気で、費用は40万円以上が最も多く、次いで15万円から20万円未満、7万円から10万円未満と続くなど、二極化の傾向が鮮明だとしています。
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