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国内より安い海外 沖縄3泊10万円超えもセブ島4日3万9800円…なぜ?【知ってもっと】【グッド!モーニング】(2024年7月15日)

 まもなく夏休みの季節です。しかし、今年は歴史的な円安で海外旅行をあきらめた人もいるかもしれません。そこで、国内旅行より安く済むかもしれない海外の旅行先を紹介します。

■国内旅行も高騰 沖縄旅行“10万円超え”

ハワイ旅行に向かう女性
「1ドル高いみたいな。前に海外行った時は、全然低かったので」

 4泊6日のハワイ旅行に向かう女性。手元に現金がほしいとドルに両替しましたが…。

ハワイ旅行に向かう女性
「3万9000円換えて239ドル。前の感覚でいたので、162円というので、余計にやばいなと。239ドルか、みたいな」

 この日は1ドル157円台、手数料込みで162円での換金でした。ただ、この女性はそれでもラッキーなほうでした。

 というのも、先週11日、12日と2日連続、日銀が為替介入したとみられる急激な円高への動きがあったためです。

 11日は1ドル=161円台後半から157円台まで急伸し、4円ほど円高になりました。とはいえ、歴史的な円安であることには変わりません。

 今年の夏休みは海外旅行を我慢して、国内旅行にシフトチェンジする人も多いのでは…。3泊4日の沖縄旅行を計画している姉妹は、こう話します。

姉妹
「10万円で収まるように。気軽に行けるような感じではない」

 沖縄旅行の平均宿泊数の場合、13万2700円となり、国内旅行でもなかなか手が出しづらい価格です。

 旅行が大好きだというこ男性は、こう話します。

男性
「予定はないですね。国内も海外も、ホテル代が結構上がっているなと」

■“お得海外”セブ島人気 4日間で3万9800円

 インバウンド客が増えた影響があり、国内の宿泊ホテルの価格は去年の5月と比べ、今年は14.7%も高騰しています。そんななか、国内旅行よりも安い海外旅行があるのです。

海外旅行予約アプリ「NEWT」
豊田麻未さん
「国内で泊まるよりも、韓国・セブ・バリ・台湾とかで泊まるほうが、実はお得だったりします」

 アジア圏でも円安傾向ですが、振り幅はまだ小さく、欧米に比べ物価も低いため、割安に感じるといいます。

豊田さん
「アジアなど比較的、円安・インフレの影響が少ないエリアが、予約として急増してきました」

 海外旅行予約サイトによりますと、物価上昇・円安の影響が少ない国1位はタイ。飛行機(燃油込み)・宿泊代込みで4日間3万9800円から旅行できるといいます。

 これまでハワイやグアムに旅行していた人の中で、新たな旅行先として人気が出ているのが、セブ島です。

豊田さん
「セブ島4日間あたり3万9800円から。この3万9800円という数字に関しては、燃油込みのフライト代・ホテル代が含まれた価格になっています。これにプラス大体3万円くらい追加しますと、五つ星ホテルに泊まれるというようなツアー展開になっています」

 その五つ星ホテルには、3つのウォータースライダーとカジノ、そしてプライベートビーチがあり、まるでテーマパークのようです。

豊田さん
「セブ島はジンベエザメと泳げるスポットが有名で、アイランドホッピングのようなアクティビティーが人気です」

 アクティビティーも安く楽しめて、充実した旅ができるといいます。

■豪・ケアンズで2泊4日6万円 なぜ安い?

 ベトナム、タイなど東南アジアを中心とした地域が人気ですが、実は“東南アジア以外”にも安く旅行できる場所がありました。

豊田さん
「オーストラリアのケアンズになります。羽田発のツアーで5万9800円から」

 2泊4日宿泊費込みでの価格ですが、なぜこんなに安いのでしょうか?

豊田さん
「燃油サーチャージがないため、実際に燃油が上がっているところに対しても、そこの変動に受けず、リーズナブルな価格を提供できている要因かなと思っています」

 オーストラリア・ドルは上がっていて、現地の物価も高いのですが、航空券・宿泊費が抑えられた分、現地で工夫すれば国内旅行よりも安く楽しめるということです。

(「グッド!モーニング」2024年7月15日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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