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“海外旅行熱”復活 パスポート申請「5時間待ち」…羽田空港「幻のエリア」7月再開(2023年5月23日)

 日常に戻り、“海外旅行熱”が高まるなか、パスポートを申請する人が急増しています。また、羽田空港ではコロナの影響で閉鎖されていた国際線の施設が、およそ3年ぶりに復活することが発表されました。

■連日1000人以上…都全体の申請数は去年の2~3倍

 パスポートの申請に来た中学生:「(Q.何時から並んだ?)午前11時ぐらいです」「(Q.申請が終わったのは?)午後4時半ぐらい」

 22日、東京・有楽町にあるパスポートセンターには、長蛇の列ができていました。

 パスポートの申請に来た人:「朝の10時すぎぐらいから。今、申請が終わった。合計で5時間半ぐらい。受付は2階なんですけど、地下の2階の先ぐらいまで、朝一の時点で200人くらい並んでいた。皆、びっくりしていました」

 連日、1000人以上が訪れているといいます。

 東京都旅券課・原田一紀課長:「4月の統計で比較すると、おおむね(去年の)約3倍という感じ」

 東京都全体のパスポートの申請数は、去年の2倍から3倍に。新宿パスポートセンターに限っては、コロナ禍前を上回っているといいます。

■対策は?「マイナカード必要も電子申請できる」

 なぜ今、急増しているのでしょうか?

 パスポートの申請に来た人:「失効の期限が近付いていたので」

 原田課長:「(コロナ禍の)3年間にパスポートを延長する理由がなかった。期限が切れてしまって、そうした方も申請にいらっしゃって、通常の時と違う傾向を示しているのかなと」

 夏休みを前に、パスポートを申請する人は減る気配が見えません。対策は?

 原田課長:「比較的、午前中がすいているので、そちらのご利用を検討していただきたい。更新申請は電子申請ができるので。マイナンバーカードは必要ですが、利用していただければと」

■羽田「幻のエリア」7月再開 国際線増便に伴い

 海外旅行の需要の高まりを受け、空港でも新たな動きがありました。

 現在、国際線の発着は第3ターミナルに集約されている羽田空港。第2ターミナルの国際線施設が3年3カ月ぶりに復活することが22日に発表されました。

 2020年3月に開業しましたが、コロナ禍の影響でわずか2週間足らずで閉鎖され、「幻のエリア」とも呼ばれていたこの施設。夏休みシーズンが始まる7月19日から再開します。

(「グッド!モーニング」2023年5月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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