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ゴールデンウイークの予定をまだ決めかねている人もいるようですが、今年のゴールデンウイークをどう過ごすか、調査会社「インテージ」が約2800人を対象に行ったアンケートでは、次のような回答が出ています。
最も多かったのは「自宅で過ごす」でした。次いで「ショッピング」そして、「外食に行く」「国内旅行」「非同居の家族と会う」の順番でした。去年と比べると「自宅で過ごす」は減少していて、他は増えているという状況です。ただ、自宅で過ごしながら近くのイベントに行くなど、自宅を拠点に“出かける”という人も多いとみられています。
【ゴールデンウイークの過ごし方 去年との対比】
「自宅で過ごす人」 34.9% 去年より 2.7ポイントダウン
「ショッピング」 23.5% 去年より 3.6ポイントアップ
「外食に行く」 18.9% 去年より 1.3ポイントアップ
「国内旅行」 14.4% 去年より 2.0ポイントアップ
「非同居の家族と会う」 11% 去年より 1.4ポイントアップ
そして、ゴールデンウイークにかける予算について、2021年は1人あたり平均1万5908円、去年は1人あたり平均1万6407円でしたが、今年は2万7870円と、去年の1.7倍となっています。
一方、国内旅行者の宿泊数は「1泊~2泊」と回答した人が65.2%、「3泊~4泊」は26.1%、「5泊以上」の長期の宿泊を予定している人は2.5%と少ないようです。これはホテルの宿泊料金が影響しているようです。
鳥海さんによると、東京ではビジネスホテルで2倍から2.5倍の価格になっていて、趣味やイベントにはお金をかけるが、“宿にはお金をかけたくない”という気持ちから、2泊の予定を1泊にしたり、泊まる場所を近場にしたりするようです。特に5月3日から1~2日泊まって、ゴールデンウイークの後半は自宅で過ごすというのが今年の傾向のようです。
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また、海外旅行に行く人も増えているということです。
27日、成田国際空港が発表したゴールデンウイーク期間中の出国者の推計は約30万人で、去年と比べて約7倍の増加。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年と比べても6割近くまで回復してきています。
そして、政府は3回のワクチン接種証明の提示といった入国時の水際対策について、29日午前0時で終了する方向で調整していることがわかりました。
鳥海さんは、海外旅行を今から計画することもできるといいます。おすすめの行き先は、韓国! その理由は、現在、韓国から日本を訪れる観光客が増えていて、LCC(=韓国の格安航空会社)の便が増えているからです。韓国はゴールデンウイークではないので、日本人がうまく飛行機を利用することで、コロナ禍前よりも安く行けるといいます。具体的にはLCCを使って往復5万~6万円代で航空券を買い、ホテルも2万~3万円台にすると、10万円以下でも韓国旅行に行けるといいます。
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そして、気になるのはゴールデンウイークの天気です。今週末からの天気予報を見てみると、4月30日や5月5日、6日、7日は雨マークがあります。そのため、3日と4日に外出する人が集中し、交通渋滞の可能性が高まるということです。
鳥海さんは、渋滞を避けてゴールデンウイークを楽しむ方法として、「空港」がおすすめだといいます。
東京の羽田空港には、第3ターミナルに新しく「羽田エアポートガーデン」ができました。グルメやショッピング、温泉、展望デッキを楽しむことができます。また、愛知県の「中部国際空港 セントレア」には、ボーイング787の展示やフライトシミュレーターがある「フライト・オブ・ドリームズ」があるほか、お風呂や名古屋グルメが楽しめます。
空港は入場料がかからないので、飛行機を見ながらショッピングなどをして過ごせるということです。
(2023年4月27日放送「news every.」より)
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